京都大学大学院工学研究科 河合潤教授による発明を製品化
【特 徴】 ●ICP・原子吸光装置に匹敵する高感度 ●本体総重量、わずか8kg ●ppmからppbレベルの分析が可能 ●液体窒素や冷却水不要 【用 途】 ●井戸水や河川の検査に ●土壌や玩具からの溶出水分析に ●食品・医薬品・鑑識分野の現場分析に
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測定原理
蛍光X線分析法 全反射蛍光X線分析法
全反射蛍光X線分析法は、通常の蛍光X線分析法とは異なり、試料表面に対して全反射臨界角以下の 低角度で入射するので、試料台基板内に侵入せず、基板内部からの散乱X線が発生しない為、 極微量分析が可能になる。
測定例1(溶液の分析)
Sc,Cr,Co,As,Srをそれぞれ1ng含む蛍光X線スペクトル
測定例2(毛髪の分析)
30代男性毛髪の蛍光X線スペクトル
アプリケーション例
OURSTEX200TX仕様
測定原理 | 全反射蛍光X線分析法 |
測定対象 | 液体,飲料水,土壌浸出水,下水など |
測定元素 | 13Al~92U |
スリット機構 | X線道波路 |
試料台座 | 石英オプティカルフラット |
装置重量 | 約8kg |
試料室雰囲気 | 大気 |
X線定格出力 | 0-48kV,0.2mA max /48-50kV,0.175mA max |
検出器 | 電子冷却式SDD |
計数回路 | デジタル処理方式(DigitalSignalproseser) |
測定条件 | 温度:5~27℃ 湿度:20-75% 電源:AC100V,5A 設備:D種設置 |
その他オプション | インクジェット式カラープリンタ,マウスなど |
*OURSTEX200TXのご導入に関しては事前に労働基準監督署への届出が必要です。