美術館や社寺に収蔵・展示されている文化財は、その美術的価値もさることながら、製作当時の技術レベルや流通ルートを探る上で極めて有用な歴史資料です。
特にガラス製品は蛍光X線分析により化学組成を調べることでその原料や製作年代・交易ルートを推定できるため、物質史研究手法として近年目覚しい発展を遂げています。
当社が東京理科大学 中井泉教授のご指導の下に共同開発した「蛍光X線分析装置」は、現場で短時間のうちに非破壊で、高感度に化学組成が判明するため、文化財分析の重要な研究ツールとして活用されています。最近、この可搬型蛍光X線分析装置を用いてガラス製文化財を分析された成果が東京理科大学 中井泉教授、阿部善也助教により相次いで発表され、TVや新聞等で紹介されました。(2012年11月)

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